どうも。
そらまめ隊長です。
長女と次男の小学校に続き、中学生の長男も無事に新学期が始まりました!
他県の中高一貫校へ片道1.5時間かけて通う長男を駅まで送るため、僕の毎朝5時起き生活も再開。パリッ
※参考記事 送迎日誌~息子の興味を惹け!~
長男にとってはコロナの影響で、部活(文科系です)の合宿などもなくなり、特段何のイベントもない夏休みとなってしまいましたが…それを差し引いたとしても、毎日ソファの上でスマホばかりいじる姿はやはり気になってしまいます。
そんな彼を見て、最近思っていること。
学校の勉強は別にええから、せめて何かやりたいこと見つけて欲しいなぁ。
長男の中学は授業のスピードも日本で1、2を争う程の速さ。最早それに付いていけてるだけで何の文句もありませんが…
いったい何のための勉強なのかという目的がないことには、熱の入り方も違うというもの。
勉強を単なる大学受験のためのものにしないように。どうせなら普段の生活も、何か将来に繋がるような過ごし方をして欲しいと思うのです。
挫折がないのは危うい
とはいえ憧れの最難関校に努力の末に合格したという実績を持つ彼のこれまでの人生は、挫折だらけだった父とは真逆でそれはそれは眩しい限り。
※参考記事 ブログを書くにいたるまで その①
僕がとやかく言うべきでもなくこれまで通り信頼だけしてればいいのかも知れませんが、すべて順風満帆だからこそ余計に心配でもあるのです。
僕の若い頃は失敗だらけ。悲しかった事、悔しかった事は数え出したらキリがない程なのですが、でもそういう過去があったからこそ今こうして目の前の幸せをしみじみと感じられている。一度全てを失ったからこそ本当に大切なことに気付けたんですよね。
長男の日々の生活が平穏無事過ぎて、ちょっと失敗するぐらいの行動はすべきだろなんて思ってしまうのです。
ドラゴンボールの汎用性
話は変りますが、先日そんな長男が次男に将棋を教えている場面に遭遇した時のこと。
将棋は初めてでチンプンカンプンの次男に、駒の動きを次男が大好きな「ドラゴンボール」になぞらえていました。
飛車は如意棒が伸びるように、どこまででも進める。
飛車は縦横にどこまでも進める駒です
敵の陣地に入ったら、駒を裏返してスーパーサイヤ人になれる。
裏返した駒には金の動きが加わります
飛車角が裏返ったら、スーパーサイヤ人ゴッドだから。
飛車と角が裏返ると最強です
大喜びの次男は、ますます将棋に興味津々。教え方の上手さに舌を巻きました。
次男はただ今、アニメでなく漫画の「ドラゴンボール」に絶賛大ハマり中。ちなみにアニメの方だと「復活のF」や「ブロリー」など新しめの映画よりも、意外にも初期のテレビシリーズの方が面白いようです。
今では信じられないぐらい、ちょっとエッチな場面も多くてやや複雑ですが… まぁまぁ古い作品なのに今の子供も夢中にさせるなんて「ドラゴンボール」恐るべしです。
そう言えば小学校2年ぐらいで初めて漫画で読んでハマった長男も、いまだにリビングに置いてあるのを見つけると貪り読み始めます。
幼い頃は理数系だからか、敵の戦闘能力を数値化するスカウターが出てきた辺りで大喜びしていました。
教えることの難しさ
そんなこんなで兄に将棋を教えて貰った次男は、僕にも早速勝負を挑んできます。
長男が少し駒の動きを覚えただけで早くも自信満々。
パパ、一切何も教えんといて。もう分かるから。
とにかく勝ち負けにこだわるのは兄譲り。せっかく芽生えた自信と将棋に対する興味を削いだらいけません。
とはいえいくらひとつひとつの駒の動きを覚えても、将棋には“定石”というものがあるので、どの駒から動かしていくかなども教えないと先に進めません。
夕食やお風呂もこれからで早く済ませたいのもあり、父が優しく教えながらあっさり勝たせてあげると…
泣き出しました。
どうやら最後まで自分の力だけでやりたかったようです。良かれと思って教えたつもりが、彼の気持ちを全然分かってやれていませんでした。
長男の接し方に比べると何とも浅はかな結末でした。
親の心配は子供の運を落とす
そんなこともあり次男は尊敬する兄にべったり。早くも兄と同じ中学に行きたいと言っています。ちょっと厳しいかな
僕の長男に対する心配も、ただの杞憂に過ぎないのかも知れません。
ただ、
学校の勉強を頑張るのは、あくまでも将来やりたいことをやるための手段。
やっぱり将来何をやりたいのかという目的の方を、先に見つけて欲しいなとは思います。
学年が進むにつれて今後ますます勉強量は多くなるはず。そしてそこにさしたる目的がないままだといずれ苦しくなります。
外で友達とリアルな体験をたくさんしたり、出来るだけ多くの本を読むとか映画を観たりしながら学校の勉強以外のことも学んで欲しいのです。
長男はバナナの皮の剥き方が分からなかったり、穴あけパンチをホチキスだと思っていたり日常生活でも不安だらけ。それは親の責任では?
それでも親が心配すればするほど子供の運が落ちるとも言いますので、頑張って全力で彼のことを信頼しないとですね。
本日は以上です。
ありがとうございました。